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更新履歴 / update history information

項目名 / Item 日本語 / Japanese 英語 / English
最新登録日last update registered date 2021/11/04
最新掲載日last update posted date 2021/11/04
初回登録日first registered date 2016/12/22
初回掲載日first posted date 2016/12/26
結果概要初回登録日first registered date for the result 2021/08/31
結果概要初回掲載日first posted date for the result 2021/10/01
更新履歴update history 更新日 / updated date 最新照合日 / last reviewed date
2021/11/04 改訂 / revised
2021/10/01 改訂 / revised
2020/08/03 改訂 / revised 2021/09/27
2020/06/03 改訂 / revised
2019/05/17 改訂 / revised
2017/06/02 改訂 概要(日本語) / revised summary (JA)
2016/12/22 新規作成 概要(日本語) / initial created summary (JA)

基本情報 / basic information

項目名 / Item 日本語 / Japanese 英語 / English
JapicCTI-No. JapicCTI-163478
他の登録機関other registries 有 / presence
他の登録機関
他の登録機関の名称name of other registries ClinicalTrials.gov
他の登録機関でのID番号secondary ID no. NCT02952586
IPD共有に関する計画plan to share IPD 有 / yes
IPD共有に関する計画の詳細plan description ファイザーは,匿名化された個別被験者のデータおよび関連文書(治験実施計画書,統計解析計画書,総括報告書など)に研究者がアクセスできる環境を提供しています。当社の臨床試験データの共有に関する基準およびアクセス申請の詳細は,
https://www.pfizer.com/science/clinical_trials/trial_data_and_results/data_requestsに掲載されています。

試験名 / title for the study

項目名 / Item 日本語 / Japanese 英語 / English
試験の名称scientific title 未治療の局所進行頭頸部扁平上皮癌患者を対象としたAVELUMABと標準的化学放射線療法(シスプラチンおよび根治的放射線療法)の併用と標準的化学放射線療法を比較する無作為化,二重盲検,第3相試験(治験実施計画書番号:B9991016)
簡易な試験の名称public title 局所進行頭頸部扁平上皮癌患者を対象としたAVELUMABと標準的化学放射線療法の併用と標準的化学放射線療法を比較する試験(JAVELIN HEAD AND NECK 100)

試験に用いる薬剤等 / investigational material

項目名 / Item 日本語 / Japanese 英語 / English
試験対象薬剤等investigational material 医薬品 / medicine
試験対象薬剤等 / investigational material(s)
一般的名称等generic name etc. Avelumab(MSB0010718C)
薬剤:試験薬剤INNINN of investigational material Avelumab
試験対象品目:薬剤:薬効分類コードinvestigational material:medicine:therapeutic category code 429 /
用法・用量、使用方法dosage and administration for investigational material 導入期:Avelumab 10 mg/kg IVをDay 1に投与する。化学放射線療法併用期:Avelumab 10 mg/kg IVをDay 8,Day 25およびDay 39に投与する。維持療法期:Avelumab 10 mg/kg IVを12ヵ月間にわたり2週間隔で投与する。
対照薬剤等 / control material(s)
一般的名称等generic name of control material プラセボ
薬剤:対照薬剤INNINN of control material -
試験対象品目の対照:薬剤:薬効分類コードcontrol material:medicine:therapeutic category code --- /
用法・用量、使用方法dosage and administration for control material 導入期:プラセボIVをDay 1に投与する。化学放射線療法併用期:プラセボIV をDay 8,Day 25およびDay 39に投与する。維持療法期:プラセボIV を12ヵ月間にわたり2週間隔で投与する。

試験の概要 / brief summary

項目名 / Item 日本語 / Japanese 英語 / English
試験の目的objective 治療 / treatment
試験のフェーズphase フェーズ3 / phase3
試験の種類study type 介入試験 / interventional study
第1被験者登録・組み入れ日date of first enrolment 2017/02/16
予定試験期間expected duration of study 2017/02/16 ~ 2020/06/19
目標症例数target sample size 640
試験の概要brief summary 本試験は未治療の局所進行頭頸部扁平上皮癌患者を対象に,avelumabと標準的化学放射線療法の併用と標準的化学放射線療法を比較する無作為化,プラセボ対照,第3 相試験である。
試験のデザインstudy design 無作為化,二重盲検,並行群間比較試験
試験実施国・地域countries / regions of recruitment 日本 / Japan
アジア(日本以外) / Asia except Japan
北米 / North America
欧州 / Europe
オセアニア / Oceania
適格基準inclusion criteria ・口腔,中咽頭,下咽頭または喉頭における扁平上皮癌と組織学的に診断された患者
・ヒトパピローマウイルス(HPV)陰性のIII,IVa,IVb 期患者,中咽頭以外のHPV 陽性のIII,IVa,IVb 期患者およびHPV陽性のT4,N2c,N3期患者
・頭頸部扁平上皮癌の前治療歴がなく,根治を目的とする根治的CRT に適格となる患者
・提出用腫瘍組織検体が得られているか,腫瘍組織生検を施行する意思のある患者
・ECOG PSが0または1の患者
・十分な骨髄機能,腎機能,肝機能を有する患者
・妊娠可能な患者の場合,スクリーニング時に妊娠検査が陰性である患者
適格基準:年齢(下限)minimum age 20 歳 / year
適格基準:年齢(上限)maximum age 制限なし / no limitation
適格基準:性別gender 両方 / both
除外基準exclusion criteria ・過去に抗PD-1,抗PD-L1,抗PD-L2,抗CD137,抗CTLA-4抗体(イピリムマブを含む),またはT細胞共刺激もしくは免疫チェックポイント経路を標的とするその他の抗体または薬剤による免疫療法を受けたことのある患者
・無作為化前4週間以内に大手術を受けた患者
・他の悪性腫瘍の診断を無作為化前5年以内に受けた患者。ただし,内視鏡下で完全切除した食道表在癌(TISまたはT1a),根治的に治療したかまたは治療の必要がないと判断される前立腺がん(グリソンスコア:6以下),根治治療を完了した乳管上皮内癌,適切な治療を受けた皮膚基底細胞癌,皮膚扁平上皮細胞癌,子宮頸部上皮内癌,膀胱上皮内癌を除く。
・活動性の自己免疫疾患を有する患者
・無作為化の6ヵ月以内に以下の既往を有する患者:心筋梗塞,重度/不安定狭心症,冠動脈/末梢動脈バイパス術,症候性うっ血性心不全,脳血管発作,一過性脳虚血発作または症候性肺塞栓症
・全身療法を要する活動性の感染症を有する患者
・免疫抑制剤を割付時に投与されている患者
・同種幹細胞移植を含む臓器移植歴のある患者
・免疫不全症の既往,ヒト免疫不全ウイルス(HIV)または後天性免疫不全症候群(AIDS)に関連する疾患を有する患者
・B型肝炎ウイルス(HBV)またはC型肝炎ウイルス(HCV)感染が認められる患者
・無作為化前4週間以内にワクチンを投与された患者
・他の抗癌薬を使用中または使用する必要があると予想される患者
・妊娠中の患者,授乳中の患者,ならびに生殖能力を有する男性患者および妊娠の可能性のある女性患者で,本治験期間中およびシスプラチンの最終投与から少なくとも6ヵ月かavelumab/プラセボの最終投与から少なくとも60日間のいずれか遅い時点まで,2種類の効果の高い避妊法を併用する意思のない者,あるいは使用することができない者。
疾患名health condition or problem studied 頭頸部扁平上皮癌
評価項目・方法:主要な評価項目 / primary outcome
評価項目・方法:主要な評価項目primary outcome 有効性 / efficacy
無増悪生存期間
評価項目・方法:副次的な評価項目 / secondary outcome
評価項目・方法:副次的な評価項目secondary outcome 安全性 / safety
有効性 / efficacy
薬物動態 / pharmacokinetics
薬力学 / pharmacodynamics
その他 / other
・全生存期間
・切除標本における病理学的完全奏効,頸部郭清
・局所領域での進行,客観的奏効,遠隔再発および奏効期間
・薬物動態パラメータ
 Avelumab:Cmax,Ctrough
 シスプラチン:AUC0-tau,Cmax,CL,tmax,t1/2,Vz
・Avelumabの抗薬物抗体または中和抗体の力価
・患者報告アウトカム:EQ 5D-5L,FHNSI-22
・腫瘍組織由来のバイオマーカー
・頸部郭清の病理学的評価

試験実施施設examination facility
試験の現状study status 試験中止(恒久的) / terminated
被験者募集状況recruitment status 参加募集中断(恒久的) / terminated
試験終了日または中止日completion date or terminated date 2020/06/19

IRB等に関する事項 / information about IRB(s)

注意:『IRB等に関する事項』にある機関等への問合せはご遠慮ください。また、IRBが複数存在する場合、一部のIRB情報のみが公開されている場合があります。
    問合せに関しては、項目『問合せ先』(参照:項目『IRB等に関する事項』から3件下にある項目)にある会社または機関へご連絡ください。
項目名 / Item 日本語 / Japanese 英語 / English
IRB等に関する情報
名称name of IRB 国立がん研究センター治験審査委員会
住所address of IRB 東京都中央区築地5丁目1番1号
電話番号phone number of IRB -
Eメールアドレスe-mail address of IRB -
審査の状況status of IRB review 承認 / approved
承認日date of approval by IRB 2017/03/01

試験実施組織 / organizations

資金提供組織 / monetary sponsor

項目名 / Item 日本語 / Japanese 英語 / English
組織名称 / name of monetary sponsor
組織名称name of funding organization -
研究費の名称name of research funding -

問合せ先 / contact information

項目名 / Item 日本語 / Japanese 英語 / English
一般的な問合せ先 / public queries
会社名・機関名contact name for public queries ファイザーR&D合同会社
問合せ部署名department name for contact クリニカル・リサーチ統括部
連絡先住所address 東京都渋谷区代々木3丁目22-7
連絡先電話番号phone number -
連絡先Eメールアドレスe-mail address clinical-trials@pfizer.com
科学的な問合せ先 / scientific queries
会社名・機関名contact name for scientific queries ファイザーR&D合同会社
問合せ部署名department name for contact クリニカル・リサーチ統括部
連絡先住所address 東京都渋谷区代々木3丁目22-7
連絡先電話番号phone number -
連絡先Eメールアドレスe-mail address clinical-trials@pfizer.com

その他 / other

項目名 / Item 日本語 / Japanese 英語 / English
関連の試験番号とその名称related study ID number and its name
その他other 試験実施地域 : 日本,米国など
試験の目的 : 治療
試験の現状 : 試験中止(恒久的)
関連ID名称 : ClinicalTrials.gov ID
関連ID番号 : NCT02952586
関連情報(既存薬の添付文書、審査報告書、新薬承認情報集等) / related information(e.c. package insert for existing medicine)
名称name
URL
上記情報の簡易的な説明brief description

試験結果の概要 / result summary

項目名 / Item 日本語 / Japanese 英語 / English
出版物の掲載posting of journal publication 有 / presence
初回の出版物の掲載日date of the first journal publication of results 2021/04/01
結果および出版物に関するURLURL hyperlink(s) related to results and publications https://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045(20)30737-3/fulltext
試験の対象者に関する背景情報baseline characteristics 全体として,人口統計学的特性は投与群間で均衡していた。組み入れた患者のほとんどが男性であり,ほとんどが65 歳未満であり,大部分が白人であった。
実際の症例数actual enrolled number 697
試験の対象者のフローparticipant flow 患者計697 例を無作為に割付け,導入期に組み入れた。本治験の導入期および化学放射線療法(CRT)併用期に参加し,完了した患者数は,アベルマブ+標準的化学放射線療法(SOC CRT)併用群と,プラセボ+SOC CRT 併用群で同程度であった。維持療法期に治験を中止した患者数は,アベルマブ+SOC CRT 併用群の方が多かった。
有害事象に関するまとめadverse events 有害事象が認められた患者の割合は投与群間で概して同程度であったが,グレード3 以上の因果関係を問わない有害事象および治験薬と関連のある有害事象ならびにアベルマブまたはプラセボの投与中断に至った有害事象の発現頻度は,アベルマブ+SOC CRT 併用群の方がプラセボ+SOC CRT 併用群よりも高かった(発現頻度の差が5%以上と定義)。
発現頻度に意義のある差が認められた有害事象(基本語)は,便秘,発熱,白血球減少症,好中球数減少,嚥下痛,アラニンアミノトランスフェラーゼ増加,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加,悪寒および咽頭の炎症であった。発現頻度に意義のある差が認められた治験薬と関連のある有害事象(基本語)は,体重減少,白血球減少症,好中球数減少,嚥下痛,発熱,アラニンアミノトランスフェラーゼ増加,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加,悪寒および咽頭の炎症であった。
アベルマブ,シスプラチンまたは強度変調放射線治療(IMRT)の中止に至った有害事象の発現頻度は両投与群で同程度であった。アベルマブの投与中止に至った主な有害事象は注入に伴う反応であり,シスプラチンでは好中球減少症および血中クレアチニン増加であった。IMRT の中止に至った有害事象はいずれも1 件のみであった。
死亡はアベルマブ+SOC CRT 併用群でより多く認められ,死因は疾患進行が最も多かった。死亡に至った主な有害事象は,器官別大分類の感染症および寄生虫症であった[アベルマブ+SOC CRT 併用群5 例(1.4%),プラセボ+SOC CRT 併用群0 例]。
主要評価項目の解析結果primary outcome measures 治験責任(分担)医師判定によるmodified RECIST v1.1 に基づく無増悪生存期間(PFS)とした主要評価項目は達成されなかった。アベルマブ+SOC CRT併用群のイベント118 件(33.7%)およびプラセボ+SOC CRT 併用群のイベント106 件(30.5%)に基づき,アベルマブ+SOC CRT 併用群とプラセボ+SOC CRT 併用群を比較した層別ハザード比(HR)は1.21[95%信頼区間(CI):0.928, 1.573,片側p 値=0.9199]であり,プラセボ群の方が優れていた。PFSの中央値はいずれの投与群でも未達であった。
副次的評価項目の解析結果secondary outcome measures アベルマブ+SOC CRT 併用群では死亡が73 例(20.9%),プラセボ+SOC CRT併用群では死亡が58 例(16.7%)認められた。アベルマブ+SOC CRT 併用群とプラセボ+SOC CRT 併用群を比較した全生存期間(OS)の層別HR は1.31(95% CI:0.927, 1.849,片側p 値=0.9372)であり,プラセボ+SOC CRT併用群の方が優れていた。OS の中央値はいずれの投与群でも未達であった。プラセボ+SOC CRT 併用群と比較したアベルマブ+SOC CRT 併用群におけるOS,局所領域での進行(LRF)までの期間,遠隔転移(DM)までの期間について,観察されたHR は1 を上回り,プラセボ群の方が優れていた。観察された未確定の客観的奏効(OR)率および病理学的完全奏効(pCR)率は両投与群で同程度であった。最初にOR を達成し,後に進行が認められた患者または死亡した患者の割合は,プラセボ+SOC CRT 併用群よりもアベルマブ+SOC CRT 併用群の方が多かった。
薬物動態(PK)の結果:
投与1 時間後の平均血清中アベルマブ濃度は,各投与期および来院日で同程度であり,定常状態に達した後もCtrough は経時的に上昇した。
アベルマブの平均Cmax の実測値はDay 1 とDay 8 で同程度であり,アベルマブに対するシスプラチン投与の影響はないことが示された。
AUCinf を算出できなかったため,代わりにAUClast を報告する。プラセボ+SOC CRT 併用群に対するアベルマブ+SOC CRT 併用群における総シスプラチンのAUClast の観察された幾何平均(GM)比は,数値的に低かったが,90%CI が100 を跨いでいることから意味があるとは考えられない(GM 比=89.90,90% CI=78.06,103.55)。
免疫原性の結果:
アベルマブ+SOC CRT 併用群の47 例(15.3%)で,投与後に抗薬物抗体(ADA)反応陽性が認められた。ベースライン時にADA 陽性であった患者のうち,投与によりADA 反応が増強した患者はいなかった。
バイオマーカーの結果:
投与前および投与後の両方のバイオマーカーデータが得られ,解析に含めた患者数は,Programmed Death-Ligand 1(PD-L1)陽性免疫細胞およびPD-L1腫瘍染色では36 例(アベルマブ+SOC CRT 併用群13 例,プラセボ+SOC CRT併用群23 例),CD8 陽性細胞では35 例(アベルマブ+SOC CRT 併用群13例,プラセボ+SOC CRT 併用群22 例)であった。投与群間に有意差は認められなかった(PD-L1 陽性免疫細胞,PD-L1 腫瘍染色およびCD8 陽性細胞の総面積のベースラインからの変化量は,それぞれp=0.141, p=0.614 およびp=0.839)。
簡潔な要約brief summary 一次治療としてシスプラチンを用いた根治的CRT が適応となる局所進行頭頸部扁平上皮癌患者のPFS 延長において,アベルマブ+SOC CRT 併用の,プラセボ+SOC CRT 併用に対する優越性を証明するという主要目的は達成されなかった。その他の有効性評価項目においても,アベルマブ+SOC CRT併用群に明らかなベネフィットは認められなかった。
アベルマブとCRT 併用の安全性プロファイルは概して忍容性があり,管理可能であり,アベルマブおよび化学療法薬の単剤療法の既知の安全性プロファイルと一致していた。
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